「ベンチマークに恋をして」井村仁美
<あらすじ>
「私は男に冗談でキスをする趣味はないよ」彼の濡れた唇が、今行われたことを生々しく物語っていた―。証券経済研究所に入社して三年目の五十嵐邦彦は、ある日、アナリストランキング表の上位に載っている一人の男に注目した。敏腕アナリストとして有名なその人物が、かつて自分と同じ会社に勤務し、独立を果たしたという経緯を知り、邦彦は徐々に彼に心酔していくのだが―。
<コメント>
ハガレンの合間に読んでいたようです。あんまり自覚がないんですが。。読み終えてました。
いつの間に6冊も。。(愛のレイティングAAAは上下巻なんです)
大御所井村仁美さんです。
実は、井村さんて読んだことがなかったんですよね。
ホワイトハートで人気だと聞いていたのですがどれから読んでいいのかわからなかったのですが、アナリストの憂鬱シリーズをやっと手に入れて読んでみました。
面白かったです。ホワイトハートにしては、はじけエロで。まるで白泉社花丸文庫・・f^^;)
証券研究所で調査分析するひとがアナリストだと今回いいお勉強をさせていただきました。証券会社だけでなく、証券研究所で値上がりしそうな銘柄をいち早く分析して証券会社や、証券会社の顧客に情報を提供するお仕事らしいです。たぶん・・^^;
主人公五十嵐邦彦は、 証券研究所に勤務するアナリスト。親会社のスミス・シェファード証券が主幹事として証券取引所に上場させる株式についての機関投資家に紹介する説明会で、説明につまってしまったときに、伝説のアナリスト、鷲崎勲に助けられてしまいます。
説明会の後、勉強不足だと鷲崎に高飛車に言われ、邦彦は傲慢な鷲崎という最悪の第一印象をうけますが・・
それでも、国内アナリストランキング三位の鷲崎の実力をことあるごとに見せつけられ、いつしか、憧憬に・・
しかし、鷲崎は、実は最初からライバル心むき出しの邦彦を可愛いとおもっていたんですねえ。。オヤジでした。伝説のアナリストは、嫉妬深くて、恋愛へたなエロオヤジでした。(笑)
金融街のお話ということで、堅いかなとおもったら、ベッドシーンは長いし、邦彦はいつの間にか、鷲崎の援助を受け、難しい仕事をクリアして・・
仕事も、恋もゲットだぜって感じで、エンターティメントあふれる作品でした。
一気に読めます。でも、たびたび、他の井村作品にでてくるキャラがちらほらして、他のシリーズへのお誘いが露骨なのが、ちょっとうっとうしいです。
でも、楽しめる作品に違いありません。
以下、シリーズ作品一覧です。
35歳で自分の研究所を立ち上げて、現在38歳の鷲崎ですが、いや、もっといってる風のおやじっぷりがすごいです。それにすっかりはまってしまって、なんだかんだといいつつも鷲崎に惚れている邦彦も、結構変態かも・・(笑)
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