「優しい偽者」魚谷しおり
<あらすじ>
ゲイの伏見紀亮は会社の後輩の石塚史靖に呼び出され、上司との愛人関係を解消するよう頼まれる。これは上司の妻の策略らしい。トラウマのため上司に恋愛感情を抱いていない伏見は、あっさりと別れてしまう。罪悪感を覚えたのか、石塚は心配して伏見に付きまとってくる。そんな石塚を虐めたくて、伏見は「なら恋人の振りをしろ」と持ち出すが…!
<コメント>
初魚谷作品です。よくあるなあ。。初もの。。(笑)
友人のゆきさんにすすめられたんです。魚谷しおりの「傲慢な恋人」
って違うやないか?!って・・
そう、間違えました。メモしていたのに、メモわすれて。
あらすじを読んで、これだと確信して、違う本を買ってきてしまいました。
ここでくじけないはるは、さっそくよみまして。。(笑)
面白かったですう。期待していない(ごめんなさい、魚谷ファンのみなさん^^;)すごく楽しめました。
ビジュアル的に、はだかに黒縁眼鏡とか、前髪が顔を隠してるよれよれのサラリーマンって、逆にわらえますが。。
年上美人受けです。眼鏡をとって、裸になったらすごいんですの世界でした。(笑)
恋愛にトラウマがあって、素直に人を好きになれないし、そういう感情を楽しめない伏見が、いつの間にか石塚を好ましく思うようになり、でも自分との関係がしられて、石塚の将来にキズがついたらいけないと、わざと冷たく突き放すあたり、胸がきゅーんですね。
不倫相手の上司も結局伏見に未練たらたらで、嫌がらせはこいつかもって、読者も勘ぐるようにし向けてあるのが、上手ですね。
でも、もっと精神的においつめられ、きりきりしてほしかったですが、仕事にも生活にもあんまり意欲のない伏見ですから・・
石塚とのたった一つの接点であるこの仕事だけは、決してやめないぐらいの瀬戸際さを見せてくれたら、おいしかったのにねえ。
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