「残酷な指が狂わせる」洸
<あらすじ>
自ら捨てた恋に、南は今も囚われている―。高校時代、バレー部の部長だった南隆彦は、後輩でエースの神崎修司に盲目的に愛された。その情熱に愛しさを感じつつも、彼の将来に不安を覚えた南は別れを切り出す。―数年後、共に戦うビジネスマンとして再会した南と神崎。だが、神崎は人好きする笑顔は昔のまま、恋に無慈悲な男に変貌していた。気を持たせて、捨てる、まるで南がしたことをそっくりやり返すような神崎。その気まぐれで残酷なアプローチに、南は翻弄されていき…。
<コメント>
つい昨日BLCDで洸先生の「その声が僕を動かす」を聞いていたので、はるの中では、密かに洸祭です。
洸先生の作品を、それほど多くは読んではないですが・・
前作の「その声・・」に登場する主人公は、言いたいことがうまく表現できず相手に誤解を与えながらも、言葉にできない想いがまっすぐに態度に出て、実は相手を翻弄するというお話でした。
今回も、自分の気持ちを自覚することもあらわすことも不器用な主人公が、想い人に翻弄されながらも、実は相手を翻弄してしまって、お互い態度と言葉の違いに戸惑い、キモチのすれ違いにハラハラさせられるお話でした。
このハラハラ感がいいです!想っているだけでいい、そばにいられるだけでいい、セフレの順番の次でいいから触れられるのを待っているという、なんともけなげな主人公・・
感情移入するだけで、心が洗われるような気がします。爆
日頃の打算的な毎日を反省いたしましょう・・・(≧m≦)
ただひたすら思っているのに、相手に振り回されて疲弊して、辛くてでもすがりつかなくてはいられないっていう、激情をはらんだお話って、大好きです。
加えて言葉攻め付きHシーンも、いい感じに被虐的で・・
どM心のある方には、一押しでございました。
ほらほら、そこの「な」のつくエロ祭開催中の奥さんにも、お勧めです。(*^ω^*)ノ彡
紆余曲折ありますが、最後ハッピーエンドでラブラブHで終わりますので、イタタを味わいながら、安心して読んでくださいませ。
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