「花陰の囚人たち」「千年の眠り花」沙野風結子
「千年の眠り花」 沙野風結子
<あらすじ>
花陰の囚人たち:警視庁組織犯罪対策部の刑事で中国語が堪能な亜南斎は尊敬する先輩・鷹羽征一に上海マフィアへの潜入捜査を依頼される。鷹羽の期待に応えたいと願う斎は、来日する幹部・耿零飛の通訳となり動向を探り始めるが、刑事であることを暴かれた斎と鷹羽は囚われの身に。二人は月下美人の花が開く夜毎、零飛の見ている前で淫らな行為を強要されて―!?書き下ろしを含む短編二話も収録。
千年の眠り花:上海経済を牽引するビジネスマンと黒社会を牛耳るマフィアの幹部という二つの顔を持つ耿零飛。出逢いから8年、零飛を愛し、その癒えない心の傷を知った義蒼は彼を護るためには手段を選ばない人間になっていた。日本企業との提携ビジネス拡大を目論む零飛は、敵対組織を潰すため警視庁の刑事・鷹羽と亜南、黒社会でしか生きられない少年・ウーを巻き込み危険な罠を仕掛けるが…。
<コメント>
花の堕ちる夜をはじめとする花シリーズ三部作、これにてたぶん完結??
耿零飛のはじめて流した涙に人間性回復か?という終わり方なので、もう少し展開しそうなんですが。。
花陰の囚人たちは、元々が古い作品なので、今の沙野作品好きには、ちょっとぬるいかもしれません。
敵に捕らわれている状況なのに、零飛によって無理矢理させられるとしても、密かに想っていた上司とコトがデキルのですから、心のなかでラッキーと想わないはずがない。(爆)
しかも、月下美人の咲く豪華なお部屋でですので、乙女心が浮き立ちます。ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
黒社会にしか住めない少年ウー(このネーミングどうにかなりませんかねぇ。。f^^;))からも想われ、斎を取り巻くのは、緊迫した状況なのに、なぜかうらやましい・・・(-ω-)/
ここまでは、昔出版されていたので、既読だったんです。
この後の展開を楽しみにして千年の眠り花を読んだら・・
斎また監禁されてるし。。(爆)
零飛・蒼視点だったので、零飛のご無体も、あんまりドキドキしなかったですね。
むしろ零飛のやり方に、ドキドキする蒼の意外と無垢なところが、いい年してって突っ込みをいれそうになりました。
斎と、ウーのエピソードも、零飛の底知れぬ変態性をあらわにしただけですが。
それでさえ、蒼は、結局許してるし。。
蒼が想うより零飛に愛されていると最後実感し、二人想いを通じ合いました、めでたし、めでたし・・って感じですね。
黒社会を背景に、エピソードも血なまぐさいんですが。。ベースは乙女チックですので、中国マフィアや、血が苦手な人も、大丈夫?たぶん・・(笑)
三部作の帯の応募券と、千年の眠り花の巻末応募用紙で、小冊子全プレが申し込めます。(700円振り込み別途必要)
6月30日締め切りですので、うっかり忘れているかたがあったらお急ぎください。
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