カテゴリー

無料ブログはココログ

き 綺月陣(きづきじん)

「ホタル」綺月陣

Shiiyan2000img350x4021212930263kiji 「ホタル」綺月陣

<あらすじ>

2丁目のデートクラブの売れっ子高校生・ユウと、その客となることでしか心を癒せない離婚歴のあるサラリーマン・孝輔が恋に落ちた。しかし二人を待ちうけていたのは、衝撃の事実が明かす苛酷な運命だったのだ—。一途なユウを愛しいと思いながらも、もはやその手を突き放すことしかできないのか…。

<コメント>

高松でうーさんちでお借りして、あまりにスキャンダラスなストーリーにくるくる寿司の待合で一気に読んでしまった作品です。

親子を扱った、なかなか重たい作品でした。

孝輔は、妻にも逃げられ職場でもさげすまれ、その鬱憤晴らしのために月に一度出張デートクラブで、一人の少年を買います。

売れっ子のはずのユウも、孝輔に懐いており、いつしかお互いを求め合うようになります。

売春のつきあいが、本気の恋に発展してというだけで、すでに切なくて苦しい話なのに、ここに作者ご自身の葛藤が反映されるのです。

孝輔だけが、ユウが自分の息子(離婚後あわせてもらえずわからなかった)だと気付き、あまりの罪悪感にユウを退けようとします。しかし、真実をしらないユウは、突然冷たい仕打ちをする孝輔にすがりつきます。

事実を知っても親子だろうが、この手は離さないと強く求めてくるユウに、孝輔もユウのために身を引こうとしていたことを告げ、その手をとる決心をします。

あとがきを読んでいたので、親から愛されたい、手を取ってほしいというユウのすがるような感情が、作者のそれとだぶって何ともいえない痛い作品でした。

そのまま別れを選び悲劇で終わらせることもできたろうに、やはり作者は孝輔にユウの手をとることを選ばせます。

あとがきに書いてあるのですが、作者も、幼児期に父親の暴力や母親の言葉の虐待をうけたことがあるようです。この話を書かずにはいられなかったとありますが、作者はこの作品を書くことで救われたのでしょうか。

孝輔やユウの幸せだけでなく、作者の幸せも祈りたくなるような作品でした。

古い作品ですが、綺月先生の作品への見方が変わる作品ですよ。

是非探して、読んでいただきたいです。

「背徳のマリア」綺月陣

023524470000 「 背徳のマリア」綺月陣 ピアスノベルズ

<あらすじ>

幸福の絶頂であるはずの結婚披露宴から失踪し、海に身を投げて突然の自殺を遂げた美貌の医師・佐伯彰。何も告げずに死を選んだ親友を思い、一年もの間苦悩し続けていた早坂は、彰が死んだ海辺で彼そっくりの女『あきら』と出会う。言葉を語らず、無邪気に早坂を慕ってくる彼女をやがて愛するようになった早坂だが、そこに彰の面影を追っていることに気づいた時、明かされた真実とは──。

<コメント>

世間一般の常識を捨てきれず、女性体、妊娠という形にこだわり続けた主人公の狂気をつづった作品です。人魚姫をモチーフとして、王子と王子のために人魚という本来の姿をすてた人魚の気持ちが重なって話が進んでいきます。「愛し合うこと」、「愛」について考えさせられました。

でも、これほど思いつめる主人公ですが、押したおしません。これが剛しいらなら、監禁して調教して思い通りの男にしあげるでしょう。。笑

綺月陣さん「獣」シリーズでも、けだもののように愛し合う男たちが出てきますがどちらもインパクトのある作品ですねえ。初期の勢いのある作品群です。

こういう勢いのあるはじけた作品が好きですねえ。奇をてらった作品というわけではないですが、ボーイズラブという枠に収まらない人間の本質について考えさせられる作品をBL界はもっと大事にしてほしいです。BL作品の質の向上のためにも、単なる女性の為のポルノでおわらせてほしくありませんねえ。

その他のカテゴリー

BLGAME BLNEWS PSPゲーム UnitVanilla あ あすか あ アレクサンダー・ヴォイノフ あ 安芸まくら あ 暁 由宇(あかつきゆう) あ 朝丘みなぎ あ 朝丘戻。 あ 洸(あきら) あ 浅見茉莉(あさみまり) あ 秋月こお あ 英田サキ(あいださき) あ 藍生 有(あいお ゆう) あ 阿仁谷ユイジ あ 麻生玲子 い いおかいつき い いつき 朔夜 い いとう由貴 い 一穂ミチ い 五百香ノエル(いおかのえる) い 井上ハルヲ(オハル) い 井村仁美(いむらひとみ) い 今城けい(いまじょうけい) い 伊郷ルウ い 和泉桂(いずみかつら) い 池戸裕子(いけどゆうこ) い 稲荷家房之介(コミック) う うえだ真由 う 海野 幸 う 烏城あきら(うじょうあきら) う 雨月夜道 う 魚谷しおり(うおたにしおり) え 榎田尤利(えだゆうり) え S・E・ジェイクス_ お 大石 圭 お 小川いら お 鬼塚ツヤコ か かわい有美子(ゆみこ) か 可南さらさ(かなんさらさ) か 川原つばさ か 川唯東子(かわいとうこ)(コミック) か 狼谷辰之(かみたにたつゆき) か 神奈木智(かんなぎさとる) か 神楽日夏(かぐらひなつ) か 神江真凪(かみえまなぎ) か 華藤えれな か 葛城ちか(かつらぎちか) き 北川とも き 杏野朝水(きょうのあさみ) き 桐嶋リッカ き 綺月陣(きづきじん) く クリッシー・マンダー く 久我有加(くがありか) く 久能千明(くのうちあき) く 柊平ハルモ(くいびらはるも) く 栗本薫(くりもとかおる) げ 月東 湊(げっとう みなと) げ 玄上八絹(げんじょうやきぬ) こ 寿たらこ(コミック) こ 木原音瀬(このはらなりせ) こ 駒崎 優(こまざきゆう) ご 剛しいら さ サイクロゼ さ サインイェン(同人) さ 佐伯まお さ 佐倉井シオ さ 坂井朱生 (さかいあけお) さ 崎谷はるひ(さきやはるひ) さ 桜木ライカ さ 桜木知沙子(さくらぎちさこ) さ 榊花月(さかきかづき) さ 沙野風結子(さのふゆこ) さ 砂原糖子(さはらとうこ) さ 砂床あい さ 紗名マリエ(サナマリエ) さ 西条公威(さいじょうきみたけ) さ 鷺沼やすな(さぎぬまやすな) ざ 座裏屋蘭丸 し しいな貴生(しいなたかお) し 愁堂れな し 椎名りりん(しいなりりん) し 椎崎 夕(しいざきゆう) し 白城るた(しらきるた) し 秀香穂里(しゅうかおり) し 篠 稲穂(しのいなほ) し 篠原 美季(しのはらみき) し 篠原まこと(しのはらまこと) じ ジョシュ・ラニヨン す 春原いずみ(すのはらいずみ) す 杉原理生(すぎはらりお) す 菅野彰(すがのあきら) す 鈴木あみ(すずきあみ) す 鈴鹿ふみ(すずかふみ) す 須和雪里(すわゆきさと) せ 妹尾ゆふ子(非BL) せ 芹生はるか(せりょうはるか) た たけうちりうと た タニス・リー た 橘 伊織 た 橘 紅緒 た 橘みれい た 立花一樹 た 谷崎泉(たにざきいずみ) た 高尾ふゆ希(コミック) た 高岡ミズミ た 高嶋上総(コミック) た 高遠琉加(たかとうるか) た 鷹守諫也(たかもりいさや) つ 月上ひなこ つ 月夜野亮(つきよのあきら) つ 月村 奎(つきむらけい) つ 椿めい と 十掛ありい(とがけありい) と 塔栄のりこ と 遠野春日(とおのはるひ) と 鳥人ヒロミ(とりびとひろみ)(コミック) な ななおあきら な ナツ之えだまめ な 七地寧 な 七宮エリカ な 中原一也 な 凪良ゆう な 夏乃穂足 な 夏井遥子 な 成宮ゆり(なりみやゆり) な 成瀬かの に 西尾維新 は 早瀬亮 は 波奈海月(はなみずき) は 花郎藤子(はないらつふじこ) は 萩野シロ(はぎのしろ) は 馳崎ル子 は 鳩村衣杏(はとむらいあん) ば バーバラ片桐 ひ ひちわゆか ひ 妃川 螢(ひめかわほたる) ひ 廣瀬 航 ひ 日夏塔子(ひなつとうこ) ひ 樋口美沙緒 ひ 檜原 まり子 (ひはらまりこ) ひ 火崎 勇(ひざきゆう) ひ 菱沢九月(ひしざわくがつ) ふ 藤崎都 ふ ふゆの仁子 ふ 冬城蒼生(ふゆきたみ) ふ 椹野道流(ふしのみちる) ふ 淵井鏑 ふ 藤代 葎(ふじしろりつ) ふ 藤森ちひろ(ふじもりちひろ) ほ 本庄咲貴(ほんじょうさき) ま 丸木文華 ま 松前侑里(まつまえゆり) ま 松殿理央(まつどのりお) ま 松田美優(まつだみゆ) ま 松野たば子 ま 真崎ひかる ま 真瀬もと(ませもと) ま 魔鬼砂夜花(まきさやか) み 三浦しをん み 宮本佳野(コミック) み 水原とほる み 水壬楓子(みなみふうこ) み 水無月さらら み 湊川理絵(みなとがわりえ) も 本仁戻(もとにもどる)(コミック) も 桃さくら や 夜光花 や 山藍紫姫子 や 矢城米花(やしろよねか) や 矢萩貴子(やはぎたかこ) ゆ 結城一美 ゆ 雪代鞠絵(ゆきしろまりえ) よ 依田沙江美(コミック) よ よしながふみ(コミック) よ ヨネダコウ(コミック) よ 吉原理恵子 よ 吉田珠姫(よしだたまき) よ 義月粧子(よしづきしょうこ) ろ ロビン・ホブ(非BL) ろ 六本木曜 ろ 六青みつみ わ 渡瀬悠宇(コミック) わ 渡海奈穂(わたるみなほ) アンソロジー オヤジ犬愛玩同盟 トンデモ本 日記・コラム・つぶやき 雑誌

フォト
2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31