「対なる者の証」狼谷辰之
<あらすじ>
運命はその日、突然変わった。両親を亡くし、幸せとは言えないまでも平穏な暮らし。未来にあるのは不安だけだったが、シンは、それをあるがままに受け入れていた。だが、ラランジャという名の異様な男との出会い、そして、彼がシンの手首につけた噛み痕がすべてを変えた。彼を永遠に帝国から追われる者、「禍者」たるラランジャの対の存在へと。
<コメント>
こういう力ある者に恋われるというのは、良いですね。しかも、反体制の「竜」ですから。竜が人間の形から竜に戻るためには、シンの声が必要で、竜を捕まえて戦争に使おうとシンを軍が追いかけるんです。最初は竜を変身させることができず2人で隠れながら逃亡するのですが、ラランジャの目立つ体躯、入れ墨(竜の模様ですが)と目立つこと目立つこと。
すぐに追っ手がきて2人は窮地に立たされます。
どこがBLかって・・(笑)
ラランジャは命をつなぐために、エサの人間からエネルギーをもらうのですが、対であれば死ぬことはないけど、対でない人間は死んでしまうし、エネルギー摂取の時にお約束ですが欲情してくれます。しかも、いったんエネルギーを与えたら「花」という他の男性にセックスアピールする存在になるらしい。
加えて、一人の竜に忠誠を誓うためか好きでもない相手にさわられるとショック死することもあると・・とてもおいしい設定です。
ラランジャは、対であるシンを心から愛しているのですが、対を見つけられない他の竜には嫉妬されます。対は珍しい存在らしい・・
小説ウィングスに連載された作品ですが、これはれっきとしたBLです。
こんなあやしい作品を世の青少年に見せて良いんでしょうか。青少年みんな、BL化しますよ。腐女子がよろこぶじゃないですか・・(笑)
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