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こ 木原音瀬(このはらなりせ)

「夜をわたる月の船」木原音瀬

Tukinohune

「夜をわたる月の船」木原音瀬

<あらすじ>

ある日河瀬は上司の柴岡に人事異動をたてにセックスを強要された。どうしても企画部に異動したい河瀬は、たった一度寝るだけで自分の望みが叶うならと、嫌々ながらも男の条件を呑んでしまう。しかし、企画部に異動になったのは河瀬ではなかった。河瀬は自分の体を弄んだ柴岡を憎み、殺意を抱く。…それから数年後、河瀬は北海道支社長になった男に再会し…。心の闇を描いたヒューマンラブストーリー。

<コメント>

11月がおわった。。。(≧∇≦)

もうほんとに、死ぬかとおもうぐらい忙しかったです。これでやっと落ち着きました。

本を読む時間もなかったですが、これからはぼちぼち読んで書評アップしたいとおもいます。

さて、書き下ろし木原先生の最新作もでてすぐに読んでいたのですが、なかなか感想がかけませんでした。

12月でおちついたので、これから行きます!

上司で、死にたがりの柴岡が、むちゃ難解な人物なので、主人公の河瀬といっしょに頭をなやませられましたね。

企画部異動を餌に、河瀬は上司と寝てしまいますが・・

こういう場合、ほられる場合がおおいのに、河瀬に乗っかってきた上司柴岡。

ここですでに木原先生にうならされました。

この作品全編に「普通ってなに?」という問いかけがちりばめられていますが、事件の発端となるこのエピソードからして、BLの常識を覆します。

ねえ、まさか柴岡が乗ってくるとは思いませんでした・・爆

企画部への異動はないとわかり、柴岡への殺意が浮かび、作品が動き出します。

BLの導入部で、殺意をもってくるあたり、木原作品ですよね。

河瀬がつきとばし事故で入院した柴岡が事実を警察にいわないかとうつ状態になる河瀬、ささいな意趣返しのつもりが、自分の人生を左右しかねない綱渡り的な時間に移行する緊迫感がとても自然で、木原先生の力を感じました。

柴岡が、いやな奴ならこのまま「FRAGILE 」ですが。。笑

数年後、柴岡に偶然再開するあたりから、柴岡の二重人格ぶりや、破たんした人間性が浮き彫りになり、読者は河瀬といっしょに、唖然とさせられます。

あまりに不思議ちゃんぶりに、おいおい、大丈夫かいなと放っておけなくなる一般人の河瀬。

自殺準備のため身辺整理に東京にきた柴岡を放っておけず、自宅につれてかえる河瀬。

利己的で、人間的にはまだまだ未成熟な河瀬の手におえるわけもなく、いっしょに追い詰められていく河瀬のなかに、いつ、柴岡への愛情がめばえるのか、はらはらしながらページをめくりましたが。。

いつだったんでしょう。。( ̄Д ̄;;

母親への根深い恨みと歪んだ愛情で破たんしている柴岡を、それでも受け止めていこうと決心するときでしょうか・・

作中で自分は普通をしらないとか、普通ってなんだ?と登場人物たちがたびたび主人公に問いかけますが、この言葉はそのまま作者のつぶやきのように感じました。

普通のBL作品をかいてほしい編集部にたいする、作者の心のつぶやき?(=_=)

木原作品を好きな方でも、この作品は、好きと嫌いがわかれそうですね。

みなさまは、いかがでしたでしょうか・・

はるは・・おやじ柴岡の白髪を嬉々として染める河瀬の姿に、ちょっと萌えました。笑

「吸血鬼と愉快な仲間たちVol.4」木原音瀬

5122exrijel__ss500_ 「吸血鬼と愉快な仲間たちVol.4」木原音瀬

<あらすじ>

ドラマロケは無事に終了したものの、蝙蝠姿のアルは全身怪我だらけ。さすがに完治するまでは日本に帰ることができなくて、暁と一緒にリチャードの暮らす憧れの街、ロサンゼルスへ寄ることに!怪我は痛いけどワクワクのアルとは対照的に、暁は何故か浮かない様子。そんな中、ロサンゼルスに向かう機内でトラブルが発生。怪我を負った蝙蝠アルは暁を救えるのか!?吸血鬼アルの切ない恋の行方は…?全編書き下ろし第4弾。

<コメント>

4巻でアメリカ編は終わると聞いていたので、密林から届いてすぐに読破・・

n(_ _)n終わってない~

まだアメリカ編続いています。しかも、すごく気になる終わり方。続きが読みたい!すぐに読みたい!(T_T)

途中やめ、放置プレイが嫌いなので、たいてい続き物は終わってから一気読みなのですが・・

唯一参戦してしまった「吸血鬼・・」シリーズ

(≡д≡) ガーン

またもや、放置プレイ開始です。お願いですから・・木原先生早めにだしてね。

アーサーズガーディアン「胡蝶の誘惑」の妙なテンションのスィッチが入ったままのようです木原先生。。

ハイジャックされ緊迫したシーンなのに、大爆笑!

ネタばれになるので、未読の方にこの衝撃は内緒にしておきましょう。

その衝撃シーンはイラストまであり、手をたたいて大爆笑間違いなし!

大爆笑から、最後の切ない涙の別れまで急転直下の展開に、読後放心すること間違いなしです。

吸血鬼シリーズを追いかけているみなさま、Vol.5が出てから一気読みの方が精神衛生にはいいかもしれないですが、問題のシーンは読んでほしいし。。(笑)

じらしプレイ覚悟で、ページを開いて、Vol.5が早く出ることをいっしょに祈りましょう。

「リバーズエンド」木原音瀬

River

Cab VOL.1創刊号特別付録小冊子

ありぃさまから情報いただき、さっそく密林に注文したCabが届きました。

本編は、まあこんなものかなと、ざっと流して、あまり期待もせず、創刊号の付録でついていきた木原先生の小冊子をてにとって。。

(≡д≡) ガーン

いいですよ、いいです。

これこそ、木原先生!という、痛くて切ないお話でした。

主人公十亀(とがめ)は、高校1年生。姉と、弟との三人暮らし、しかし、父親の借金から毎日バイト付けの日々で、いつも空腹だった。

高校だけは行っておけという姉の願いに、空虚な毎日をすごしていたが、ごく普通の同級生二宮と関わるようになり、自分と遠くかけ離れていた高校生活に、はじめて普通の高校生という空気を感じ、そんな二宮を大切に思うようになったが・・

父親の闇金融からの借金を返すため、爪に火をともすような生活。

心をとざして、何も感じないことで日々のつらさを乗り越えようとしていた十亀に、普通の生活という十亀が欲してやまない空気は、とても貴重で、日々のつらさを忘れさせてくれるもので、それを不器用ながらも大事にしようとしている十亀がいいです。

二宮もそんな彼を放っておけなくて・・

このところ、書き下ろしをつけつつ復刊というパターンが定着していたので、木原先生もしや執筆にお疲れ?とかおもっていましたが。。

薄い小冊子ですが、木原エキスを凝集させてあるので、まるで一本の映画を見たような満足感があります。

これこそが、BL芥川賞作家!

今ならまだAmazonに在庫あるので、手に入れることが可能ですよ!

未読の方は、是非手に入れて読んでみてください。

COLDシリーズいよいよ!

519wrq4sw2l__ss500_ 木原先生のブログでご存じの方もあると思いますが、(旧)ビブロスから出ていて絶版になっていた「COLD SLEEP」「COLD LIGHT」「COLD FEVER」が新装版として復刊します。

■1/19 BBN 「COLD SLEEP」 CUT/祭河ななを
■2/19 BBN 「COLD LIGHT」 CUT/祭河ななを
■3/19 BBN「 COLD FEVER」 CUT/祭河ななを

旧版のまま祭河先生なのですね。「WEED」とおなじく、旧作の雰囲気をそのまま引き継いでという感じなのでしょうか。

しかも、三冊とも新しく書き下ろしがつく予定です。(*≧m≦*)

さすがリブレ出版社、旧版を持っている人の購買意欲もかき立てるこの戦法。。。すっかり出版社の意のままに。。。_| ̄|○

そのうえ、同人誌で書いたCOLDシリーズの番外編「COLD・・・」も、収録されるのです。

しかし、ここで悲しいお知らせも・・

なんと木原先生の同人誌総集編として発刊されていた「COMPLETE C」に、「COLD・・・」がはいっていたため「COMPLETE C」は、今年一杯で販売できなくなります。

「COMPLETE C」には、他にも商業ノベルズ「プレイス」「BLT」の続編が収録されているのですが、これも読めなくなります。

ということで、11月30日まで木原先生のおたくで通販受付されていますので、まだお持ちでない方で今のうちに「COMPLETE C」を手に入れておきたいと思われる方は、ぜひ11月中にお申し込みしてくださいませ。

木原先生のHPはこちら

はるは、もちろん持ってます。それよりも、J庭で3人前で売り切れた「The drop of summer 」こそ、はやく再販してほしい・・(ノω・、)

「吸血鬼と愉快な仲間たち3」木原音瀬

51ywqxdebrl__ss500_ 「吸血鬼と愉快な仲間たち3」木原音瀬

<あらすじ>

ドラマのロケでアメリカに行けることになったアル! 喜んだのもつかの間、夜しか人間の姿に戻れないアルは、みんなと一緒の飛行機には乗れない…。そんな時、ラッキーなことに暁も所用でアメリカへ渡るという。アルは暁に空輸してもらえるよう、お願いするのだが!?

<コメント>

「吸血鬼と愉快な仲間たち」の三巻目です。三巻目とわざわざ記載したということは。。

察しのいい読者は、ピンと来ましたか?(*゚▽゚)ノ

はい!続きます。w(゚o゚)w

これでいよいよ完結で、暁(あきら)とアルの濡れ場が見られるかと期待していたのに。。

はい!まだ濡れ場もありません。「おやすみのキス」までで、色っぽいシーンはないのに。。

だんだん、アルも、暁もかわいく思えてきました。

みきさんに「吸血鬼と愉快な仲間たち」のBLCDをお借りして聞いたので、なんだかいけ好かない奴だった暁が、緑川光声の、ツンデレキャラだと、好感度アップ。

単細胞でトラブルメーカーだとおもっていたアルも、暁の苦手な感情表現を身近で大げさに表現して、暁に真っ正面からぶつかっていく素直なキャラだと、こちらも好感度アップ。

復習もばっちりで、3巻を楽しく読むことができました、、勿論、暁は緑川さんの声に脳内変換されてましたよ。

今回は、アメリカの両親にもう一度だけ会いたいというアルの気持ちを汲んで、暁も一緒に渡米するという話ですが。。

暁の出生の秘密が、少しわかりますし、先輩吸血鬼も登場し、物語は、「承」部分から「転」に向かっているなと感じられます。

次回でアメリカ編が終わると言うことは。。まだ続くのですね。(;^_^A

木原ファンへのじらしプレイ。ええ、どこまでもついて行きます。

いつもの痛くてシリアスな作品とは、ちょっと毛色の違う吸血鬼シリーズですが、木原先生の一捻りしてあるウィットという新たな一面を楽しめる作品です。

いつもの木原作品が苦手な方こそ、楽しんで頂けると思います。

「薔薇色の人生」木原音瀬

514ugcwrgbl__ss500_ 「薔薇色の人生」木原音瀬

<あらすじ>

愚かな生き方のせいで、家も家族もなくしてしまった百田保男(ももたやすお)。生きていても仕方がないと自棄になりかけた時、偶然通りかかった警官に制止される。生真面目な正論に腹を立て、その警官・浜渦論(はまうずろん)に「抱かせろ」と無理難題をふっかけるが、彼はすべてをなげうち、百田を救ってくれた―。彼のために生きることを誓う百田だったが…。ひたむきな恋がすべてを変えていく。大人気のモモ×ロンちゃんシリーズ!書き下ろしショートつき。

<コメント>

木原先生び新作です。小説b-Boy2006年4月号、7月号連載でしたが、出版社の倒産のためそのままになっていた作品です。

雑誌掲載時よりファンが多かったと聞いていたので、期待してよませていただきました。分厚いです、お値段も1155円と厚いだけあってお高いですが・・厚みも気にならず、一気に楽しくよめました。

ロンちゃんにべたぼれのモモちゃん視点の話です。

木原先生のことだから、雑誌掲載分は甘甘であっても、加筆訂正して、不幸のどん底におちる瞬間が登場するかとはらはらしながら読みましたが・・

甘甘でした。。(*ノ∀^)ノ゛))アヒャヒャ

初なロンちゃんもかわいいし、モモがロンちゃんに尽くしまくってあまりの惚れっぷりに、読者もあきれるほどです。。笑

前科三犯のモモが、ロンちゃんのために絶対悪いことをしないと誓ったのに、刑事であるロンちゃんの役に立とうと自分からヤクザと接触するところが、一番はらはらでしたねえ。。

でも、それもロンちゃんへの愛がベースにあるので、冒険活劇のようなはらはら感なのです。いつもの恋愛はどっちに向かっていってるんだって言うはらはら感とは違うので、ご安心ください。

あーどMのコノハラー諸氏には、そのあたり少々ものたりないかもしれませんが。。

このくそ暑い中、このくらいなバカップルのほうが、いいんです!ヽ(´ー`)ノ

何も考えず、べたべたいちゃいちゃ。。(*ノ∀^)ノ゛))

シリアスで胸がきりきり痛い作品は、もう少し涼しくなってからにいたしましょう!

そういえばCOLDシリーズは、未定ですねえ。。今年中には出そうにありません。リブレ出版社も新田氏の事件でそれどころじゃないでしょうが。。はやく落ち着くといいですね。

「情熱の温度」木原音瀬

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「情熱の温度」木原音瀬

<あらすじ>

吉川隆一(よしかわりゅういち)の家に、父の入院をきっかけに同じ高校の教師である泉野が彼の世話をしに来るようになった。自殺をしようとした泉野を助けた父親が、目を離したくなくて頼んだのだ。数日前に泉野と問題を起こしていた吉川は、暗い泉野に嫌気がさしながらも、自殺の要因が自分にもあるかもしれないと、心配で傍を離れられない。そのうち泉野の意外な一面も見えてきて、吉川は彼を好きになるが。

<コメント>

昔の作品を読み返してみようシリーズ第四弾!

1999年8月初版、同人誌よりの加筆訂正作品です。

オヤジ受けと記憶していたので、楽しくよみかえしましたが。。

むちゃくちゃわがままオヤジでした。こんなわがままオヤジにふりまわされ隆一が不憫で不憫で。。。・゚・(ノд`)・゚・。

この男のどこがいいんだ!(←木原作品では、よくある質問ですが・・笑)

惚れちゃったらしかたないのでしょうねえ・・隆一献身的すぎますよ。

吉川が彼女をつくろうが、隆一を嫌いだと言おうが、内緒で実家にかえってしまおうが、吉川を一言も責めません。すべてを許し愛しています。

くーいい子だよう。同級生に人徳者だと言われるはずだ!こんないい青年に愛されて吉川うらやましいぜ!

吉川自身もこんなにひどい男のどこがよくて好きになったんだと首をかしげてます。(自分でいってるし・・ひどい男だと、自覚あるんだ・・(。・ω・)ゞ)

吉川がもし死んだら隆一も追いかけて死ぬと言ってくれますが、逆の立場だったら次の恋人をつくって忘れるだろうなというぐらい薄情な奴です。

「情熱の温度差」ってタイトルに変えてもいいぐらいですヾ(゚д゚)ノ゛

しかし隆一の粘りがち!ヽ(´ー`)ノ、何もかもなくした吉川をやっと手に入れることができました。

隆一の優しさにやっと気付いた吉川・・気付くの遅すぎ!笑

このときのオヤジ吉川は、38歳なんですがかわいいというより、わがままで人を見る目がなくて、大人になりきれていない大人です。

木原先生もこの10年かわいいオヤジについて追求し続けてこられたのでしょう。

そういう意味では「NOW HERE」はオヤジ集大成かもしれません。。って大げさ?(*ノ∀^)ノ

成長し続けるオヤジ受けキャラに乾杯!

「甘い生活」木原音瀬

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「甘い生活」木原音瀬

<あらすじ>

家庭教師のバイトを始めた清隆の生徒は、不登校の子供だった。本を読む以外に反応を示さない文和に、とうとう清隆は切れて、欲望のままに押し倒してしまう…。―少年と青年の微妙な心の関係を描いた「甘い生活」。高校生に成長した文和が恋に悩む姿をつづった「口唇エレジー」。そして、二人のその後を描いた書き下ろし「太陽がいっぱい」等3本を収録。木原ファン待望の作品がついにノベルズ化。

<コメント>

昔の作品を読み返してみようシリーズ(シリーズ化したのか・・笑)第三弾!

初出は、1998年3月に小説アイスに掲載されています。

甘い生活というタイトルですが。。どこが甘いんじゃ~と、つっこみますよ。絶対。(苦笑)

大学生の清隆は、ゲイですが男とつきあう勇気もなく一人妄想だけがお友達。。

ちょっと格好いいと思っていた友人の代わりに三宮文和の家庭教師をすることになったのですが。。この子がちょっと自閉症っぽいです。でも彼なりに理由のある行動なので、自閉症とも違うのですが、とても頑固?

誰とも話をせず閉じこもって、愛読書は聖書で、善行を積むと神様がすくってくれると信じて孤独からの救いを待っています。

とにかく自分の世界に閉じこもる文和に、あろうことか何をしても反応がないからと無理矢理関係してしまう清隆。

犯罪です。これはどうみても犯罪なのですよ。。(@Д@;

しかし、誰にも心を開かなかった文和が優しくしてくれる清隆になついてしまって、その関係はずるずる続きます。

家庭教師の時間ずっとセックスしていた不届き者清隆も、大学を卒業し就職を機会に家庭教師をやめます。

でも本当の理由は・・文和が大きくなって自分の好みでなくなったから。。なんじゃ!なんつう男!

さて読者のいらいらが最高潮に達したラスト、清隆よりも成長し、がっしりした身体で、家庭教師を辞めたいといいだした清隆を襲います。

きゃーやれやれ!やっちまえ!(すみません、つい私情を挟んでしまいました~ヘ(゚∀゚ヘ))

優しくキスして好きだと告白したその声は声変わりで掠れているのに、仕草は子供っぽくて。

清隆が一方的にしていたセックスを清隆の好意だと思っていたんですね。文和の待っていた救いなんです。

ここで清隆視点の話はおわります。後半文和視点です。

喜多川のようにまっすぐですよ。バスケと清隆しか生活にありません。

就職した清隆の元に通います。清隆に傷つけられても、同級生からホモだといじめられても(まあ周囲のことに無関心なので、何をいわれてもかわりませんが。。(笑))

ひたすら、まっすぐ清隆のことを愛しています。

親友の忠告に一度は離れようとしますが、心は止めることができず清隆にむかっています。ずるくて弱くて自分勝手な清隆を守りたいという文和のまっすぐな想いに、どこがいいんだこんな男とおもいつつも、文和にはかなわないと読者も白旗を揚げる気持ちになります。

「センチメンタル・フレンド」木原音瀬

Photo 「センチメンタル・フレンド」木原音瀬

<あらすじ>

女のヒモだった田所久(たどころひさし)は、かつての同級生・小田和貴(おだかずたか)と偶然再会する。仕事や住むところが見つかるまで自分と暮らせばいいという小田の申し出を受ける久。しかし、不自然に一つのベッドの両端で眠るお互いを強く意識してしまう―。書き下ろし2作も収録。

<コメント>

おだママさま、再版ではありません、昔の作品を読み返してますシリーズです。ご注意ください。笑

コラムを書かせて頂いているちるちるさんより、木原作品を「痛い度」別にランク付けしてほしいと依頼があって(どんな企画なんだろう。。(@Д@)記憶が怪しい作品とか、読み返しておりました。

しかしはるの基準で痛い度を決めていいのでしょうか・・(-"-;A ...

だって、はるは、どMでっせ、奥さん。

どM基準で痛いか、どうかを決めさせるちるちるさん、サイト読者より苦情があってもしりませんから。。(苦笑)

さて、1998年10月の本ですが、雑誌掲載された初出は1996年6月ですから、12年前の作品です。

読んだことがあるはずなのに・・・新鮮に読み返しました。(またかよ・・(ノω`))

女のひもで働きもせず、日々自堕落に過ごしている久ですが、小田にひろわれて、ちゃっかり小田の家に居候してしまいます。

しかし、高校時代に小田と仲が良かったところを友人たちに邪推され小田に酷いことをした自覚があるだけに、このままではいけないと一応思っています。

小田は好きだった人と偶然とはいえ同居することになり、喜んでいます。

久は久なりに、きちんと小田に答える自信がなくて、小田の告白を聞いた後にこっそり出て行ってしまいますが、事故で骨折して再び小田の家に身を寄せることに。

自分から逃げ出そうとしたことが許せない小田・・

身の回りの世話をされてその中に心地よさを感じている自分をやっと認める久・・

ここでじれじれの、すれ違いです。小田に追い出された久は、結局小田のところに帰ってきて自分をつなぎ止めるのは、金でも女でもなく、小田和貴だと告白してハッピーエンドです。

木原先生の作品にしては・・痛くないかな?普通のBL作品(普通ってなんだ、普通って・・・苦笑)として十分よめます。

ただ後半、小田の嫉妬から、久のペニスにリングピアスを無理矢理つけるというくだりがありますが・・

珍しいですよね、木原先生で、そういう方面で痛いって。。(笑)

新鮮な驚きを感じつつ、「普通」にランク付けしたのであった。。(-ω-)/

「B.L.T」木原音瀬

Blt 「B.L.T」木原音瀬

<あらすじ>

地味できまじめなサラリーマンの大宮雄介が、すべてをなげうってもいいと思った恋。それが中学生の北澤眞人への想いだった。わがままな少年に、振り回されながらも強く惹かれるが、ひと夏の恋は呆気なく終わりを迎える。だが五年後、二人は偶然再会し…。商業誌未発表作BBN化! 続編大量書き下ろしで、恋に眠れない夜を知るすべての人へ。

<コメント>

ビビッドな頃の稲荷家先生の表紙です。B.L.T一度読んだような気がしていたのですが、記憶が曖昧で。。読み返してみました。

雑誌掲載分の「ライン」は、中学生男子視点です。

主人公北澤真人(きたざわまさと)は、親が離婚寸前、毎日母親のヒステリックな声を聞き、父親との諍いにうんざりしています。

しかし自分では何も変えることのできないことを知っていて、日々投げやりに過ごしていたある日、電車で痴漢にあいます。

痴漢の落としていった財布から、犯人をみつけだすと、大宮雄介(おおみやゆうすけ)という地味でまじめなサラリーマンだとわかります。

何度か会ううちに大宮は、今でも北澤のことを好きだということを知り、それにつけ込んでたかります。(なんちゅう奴・・笑)

まあ、北澤君は、親が離婚でもめているので、そういう恋愛関係に陥ることをすごくいやがるのですが、愛情に飢えている分、誰かに心から好きだと言われることに心地よさを感じて。

近づいたり触られるのは嫌だけど、側にいてほしいというわがまま!生殺しの大宮さん。(T_T)

振り回されっぱなしなのに、大宮も自分にだけわがままを言う真人のこと嫌いになれず。

離婚がはっきりして両親どちらも真人はいらないと言っているのを聞いてしまい、祖母のいる宮崎まで一緒にいこうと大宮を呼び出します。

仕事もお得意様との接待も途中で放り出して、真人のところに駆けつけ、二人で逃げた夏の思い出。

もちろん中学生とサラリーマンでは続くはずもなく、5年後に再開して再び何かおこりそうなところでおわります。

中学生の北澤君のわがままですが、憎めないです。

寂しくて、誰かにかまって欲しくて、でもどうしていいのかわからない戸惑いに翻弄されています。

そして、書き下ろしの「B.L.T」こちらは、本屋店長へたれ大宮視点です。そう、5年前中学生に振り回され、仕事を首になっているんです。(^_^; アハハ…

すでにわがままな男の恋人がいるものの、彼とうまくいっていない大宮は、再び北澤熱が高まります。

しかし、どうにも前の男と切れることができません、別れられないまま、ずるずる・・前の男に自殺未遂までされて、北澤を好きなのに、別れをつげます。

それでも今度は北澤のほうから、「一年待つからきちんと別れろ」と言ってもらって、B.L.Tは終わります。

B.L.Tでは、北澤君も大人になってきていますが、大宮視点なので、自分の事を利用しているだけではないかと疑って北澤君の想いを素直に汲むことができずじれったいです。

後半の千博との泥沼関係が、これこそ木原先生って痛さでしたねえ。。もがけばもがくほど逃げ道がなくなり、破滅的な選択しかできなくなって。

これは辛かったですね。でも大人になった北澤君が待つといってくれたのですから、大人になったねえと大宮と一緒に感慨にふけりましょう。

さあ、気になるでしょう。このあとどうなったのか!

実は後日談あります!

木原先生の同人誌「DESSRT BOX」にてその後の二人が描かれています。

別れを告げられた時に、バイトもやめた北澤君は、再び大宮の本屋のバイトをしながら大宮がフリーになるのを待っているのです。

そして、約束の半分がおわった4月下旬、なぜかアパートへ送るからと大宮が北澤を車にのせます。

しかし、北澤のアパートを素通りして見知らぬマンションにつれていかれます。

そうなんです、やっと、前の恋人ときちんと別れて、新しい部屋に内緒で引っ越して・・大宮の「待たせてごめん」というセリフに「もう全部俺のもの?」と答える北澤君に泣きそうになったです。

感涙の北澤君、よかったねえ。。

同人誌には、あとコンドームをつけたことのない北澤君(いつも受けだから)が大宮さんにつけてもらって、コンドーム装着初体験をするお話(コンドームをつけてリバにもつれ込むかとあせった・・(;-д- ))と、大宮の元彼の千博と、北澤君が接近遭遇して二人を知る喫茶店のマスター(この人の作るサンドイッチがB.L.Tですが。。)はらはらするお話が入っています。

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