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俺が買われたあの夜に。/ナツ之えだまめ

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俺が買われたあの夜に。/ナツ之えだまめ

【発売日】2015/12/16

【あらすじ】

深井諒太は、十万円で一晩買われたことがある―。二年前、信頼していた社長に裏切られ人生ドン底だった時。仕事で顔見知りだった五十嵐翔平に「どうなってもいい」と零すと、十万円を差し出され深井は流されるまま身体を重ねてしまう。壊れ物のように抱いてくれた五十嵐との衝撃的な体験。それが思い出になりかけた時、二人は偶然再会し…!

【感想】

タイトルもちょっとげすいし、表紙のはだけた感じがエロいし・・ナツ之先生なのに、辛いお話だったらいやだなと思いながら読みましたが、中身はいつもの優しいナツ之先生でした。

初のルチル文庫で、編集担当さんから「ナツ之先生らしい、エロティックな話を」と言われたそうですけど、ナツ之先生らしいぐるぐる回りつづけ、反目しあってるのに、どちらもお互いを想ってます。読んでいてキリキリいたくはならず、読めば読むほどほっこりするお話でした。

現在人の日常って、どうしてもささくれだっていて、些細なことでイラッとさせられたり、こいつ殺してやろうかって思うじゃないですか、いや、思うだけですけど(^-^;

主人公深井諒太も、そうなってもおかしくない境遇なのに、とってもいい人です。

自分を救ってくれた五十嵐に冷たくされるのに、今度は自分が彼をたすける番だと一生懸命五十嵐をサポートします。その思いやりの優しい心根に、五十嵐だけでなく読んでいるこちらまで癒されます。

優しかった五十嵐の想いのカケラだけがあったら、生きていけるという諒太のけなげなこと。

愛されなくても五十嵐が幸せになってくれたらそれでいいからと、鶴の恩返しレベルにけなげです。

欲しい欲しいばかりじゃだめですね!人を愛するってことは、見返りをもとめずただその人の幸せを願い、行動することなんでしょうね。ナツ之先生の人生観があふれている作品でした。

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