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2015年10月

365+1 /凪良ゆう

__3651 365+1 /凪良ゆう

【発売日】2014/7/10

【あらすじ】

初めての恋で、初めての恋人で、初めての失恋。 恋人同士の紺と綾野は、上京し共に夢を追うはずだった。 けれど母親が倒れ、綾野は地元に残ることに。 距離が離れてもふたりの仲は揺らがない、そう思っていた。 なのにいつしか綾野は、自分の変わり映えしない日常に焦りを感じ始める。 そして、久しぶりに帰省した紺に“変わらずに待っている安心感"を求められたことで、綾野が感じていたふたりの間の亀裂は決定的になり──。

【感想】

くー失敗した(≧ヘ≦)

こっちから読むんだった・・(;;;´Д`)

愛しのいばら姫を読んだ限りでは、こっちが後になってもいいかなと思ったのですが。。

紺&彩野と、美山の関係性の前降りがいっぱいちりばめられていて。。

これを拾っての、愛しのいばら姫を読んだ方が、絶対おもしろいですよ。

うーん、一生の不覚。スピンオフ作品かどうかまずは確認して読み始めるのですが、思い込みって恐ろしいですね。

愛しのいばら姫→365+1とすっかり思い込んで読んじゃいました。

面白かったから、余計に残念。

気を取り直しまして・・紺と彩野という気の合う同級生で、お互いがお互いの感性や、才能に惹かれあって、尊重しあっていたのに、遠距離になり、すれ違い始めて・・

生活圏が重ならない、遠距離恋愛のむずかしさが、真のテーマだったかもしれませぬ。

遠距離になると、親子でさえも、好みや日常生活の感覚がずれてきますよね。

母親が、これが好きだったからと食料品の荷物のなかに、いつまでもビスコが忍ばせてある的な?その人の記憶に刻まれれているまま、止まっちゃってるんですよね。

facetimeや、Skypeで、まるでそこにいるように日々連絡を取っているならまだしも忘れたころに「元気?」って連絡をいれる程度だったら、すっかり何が好きなのか、今何に興味をもっているかなんて、わからなくなってしまうものです。

そういう意味で、遠距離恋愛を継続している皆さんを尊敬しますよ。目の前にないものへの熱量の継続、興味の継続ってほんと難しいのに。。

本作は、遠距離恋愛から、恋を成就したところで終わりなので、やはり、この後の二人のラブラブした日常生活を垣間見られるスピンオフは、貴重です。

あーやっぱり惜しいことをしたと、後悔するなぁ・・

皆さま、スピンオフには、くれぐれもご注意くださいませ

劣情宅配便/井上ハルヲ

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劣情宅配便/井上ハルヲ

【発売日】2014/5/21

【あらすじ】

運送会社勤務の岩崎には、気になる男がいる。それは、ゲイビデオ『爆イキ野郎』に出演のタチ男優――通称『ウサギくん』だ。素顔もしらない彼を想って、切ない心と疼く身体を宥めていたが、その正体が自分に懐いている部下の宮本だと気づいて!? しかも彼は淫靡に笑い「オレがゲイだって黙っていてくれたら、イイことしてあげますよ」と告げてくる。誘いに乗っては駄目だ。そう思いつつも、職場のトイレで、夜の公園で、彼が与えてくる倒錯的な快楽に溺れていく岩崎だが…?

【感想】

極道×殺し屋とシチュエーションがもろお好みの井上ハルヲ先生の「無限荒野」シリーズ。

なめるように読んでいたのですが、面白くてついつい6巻まで一気読みしてしまいました。続きが気になる(。>0<。)

しかたないので、気を取り直しまして・・

買ってたのによんでいなかった劣情宅配便も、引き続き読ませていただきました。

あらすじだけ読んだら・・『爆イキ野郎』とか『タチ男優のウサギくん』とか、トンデモ本かとおもいますが。:(;゙゚'ω゚')

書店で並んでいるだけなら、あらすじ読んでそのまま本棚にかえしたかもしれないです。

でもね、中身はというと・・全然違いました。Σ(・ω・ノ)ノ!

ゲイのお相手を探すのが難しい現状とか、職場で隠しておかないといけないこととか、ゲイビデオで抜いてる自分に、後でむなしさと孤独感を感じているところとか・・

隠れゲイの大変さが、すごくまじめにえがかれていました。

そうですよね、宅配業者という男だらけの職場で、ゲイ疑惑浮上したら、仕事に支障が出そうで、そんな中、この人はゲイかもしれないと思っても、お仲間かどうか確認するのも怖いですよね。

そんな心理から、想い人である男優さんが近くにいるとわかってもなかなか告白できません。

ほんの些細な口論から、ボタンの掛け違いのように、すれ違っていきます。

体だけの関係だけが先行して、気持ちはすれ違ったまま、追い詰められる主人公。

これが年上のおじさま攻めなら、もう少し主人公の迷いを受け止められるのでしょうが、年下君なので、嫉妬したり、ののしったり、哀願したりと、ぐるぐるしてくれて、なんともじれさせられます。

ラストまで一気によんで・・番外編が同人誌で出ていることを思い出しました。

またもや、同人誌に手を出してしまいそうです。ヾ(_ _*)ハンセイ・・・

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デンパ男とオトメ野郎/井上ハルヲ

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デンパ男とオトメ野郎/井上ハルヲ

【発売日】2015/9/4

【あらすじ】

警視庁刑事部の鑑識課に勤める柏木は、夜の映画館で会った男と一夜の情事を楽しむ。だが、その男は「公安の蛇」こと公安部の管理官・西村だったことが判明する。公安がなぜ自分に近づいたのか―。そこには、二ヵ月前に起きたコインロッカー爆破事件が関係していた。だが、西村が柏木を抱いた理由はそれだけではないようで…?仕組まれた『偶然』によって出会った二人のデンジャラスな愛の結末は!?

【感想】

軽い感じのタイトルとピンクの背表紙に騙されそうになりますが。。いやいや、なかなかハードボイルドなお話です。

警察のなかでも鑑識課という特殊な職場ですが、それがまたいい味をだしています。

雨の中でも、ひとかけらの証拠物をさがすために這いつくばりながらも、仕事にプライドを持っている主人公柏木。

仕事に対して誠実ないい男です。(*^-^)、部下からも、上司からも信頼されるはずです。

そんな彼に惹かれる男が、ここにもう一人・・・

同僚との間でも、だましだまされの公安に身を置く管理官西村の眼にも、彼の実直さは、一服の清涼剤、人間性を保持するための精神安定剤になっています。

この西村がくせものです。まわり中敵だらけのキャリア組だからこそ、自分の弱点が彼だと決して周囲にばれてはいけないわけで、それがさらにストレスになっているのに、ひょうひょうとして見せる男の矜持を感じましたね。

極道シリアスBLの代表のような英田サキ先生の「エスシリーズ」 や、花郎藤子先生の「禽獣の系譜」がお好きな方なら、きっと好きだとおもいますよ。

井上ハルヲ先生のほかの作品も読んでみたくて、同人誌を書いておられることに気付いて、サークルサイトにたどりつき。。

オハル先生だと、やっと気づきました。( ̄Д ̄;;

以前オハル先生をたどって、堕落天使で活動されていたのまで調べていたのに。

(2009年1月にSHシュガーハイで感想かいてました)

_dj こちら、人気の「無限荒野」シリーズです。好物な香りがぷんぷんして、大人買いで直通販させていただきました。この秋に6巻目を出されています。

こちら井上ハルヲ先生のサイト堕落天使

同人誌の直通販もありますし、サイトでは、只今秋のJ.GARDENで配布された「デンパ男とオトメ野郎」番外の無料小冊子がPDF配布されていまして、どなたでもたのしめるようになっています。

先生、ふとっぱら(≧∇≦)

紙での同人誌はすでに完売しているようですが、Kindle版でSH2 SHシリーズが購入できます。電子書籍販売のPubooさんでも、井上先生の同人誌を購入できますので、続編で気になる作品があれば、お試しください。→Puboo井上先生のページ

同人誌が電子書籍でよめるなんて、いい時代です。

再販が難しい作品も、こうやって残していただけると遅れてきたファンはありがたいですね。

買っただけでまだ読んでいなかった、「劣情宅配便」も読んでみよう。。読んだらまた続きの同人誌がほしくなるんだろうなぁ・・

井上ハルヲ先生、またオーダーするとおもいますのでよろしくお願いしますww

愛しのいばら姫/凪良ゆう

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愛しのいばら姫/凪良ゆう

【発売日】2014/12/10

【あらすじ】

トップモデルの美山は、母に顧みられず育ったため自身の美貌を商品としか思えない。世間の評価とは裏腹に空っぽな自分―過去の恋人の裏切りで、その思いは一際強くなった。愛されることを諦めた方が楽で、毒舌は鎧なのだ。けれど、新鋭デザイナーの久保田は、そんな美山をおおらかに受け止めてくれる。いつしか彼の優しさが染み入って、心の奥底で眠る感情を目覚めさせ…。

【感想】

月末仕事が忙しくなり、ついつい読書のペースがおちてしまいます。

10月になりすこしおちついたのですが、すでに10月も1/3が終わろうとしているのね。。

いつの間に。。ということで、最近読んだ本がこの「愛しのいばら姫」です。

365+1がこちらのスピンオフということで、愛しのいばら姫から読んだのですが・・

作中に妙に仲の良いゲイカップルがちょいちょい絡んでくるとおもったら。。。こっちが、365+1のスピンオフでした・・出版年月日から気づけよ。。(;´∀`)

しかし、こちらを先に読んでも大丈夫でしょう。(=´Д`=)ゞ

というか、ゲイのトップモデルが、ノンケに恋してしまい俺様トップモデルなのに、ぐるぐるしている様が、とてもいいんです。

主人公は、トップモデルですが、その地位と名声を維持するだけの地道な努力もしているし、自分にもとめている世間の要望に応えようと、頑張っている、いいイケメンです。

外見だけでなく、中身も見てほしいと思っても、つい外ではトップモデルの仮面をかぶって見事に演じ切るだけに、親に見捨てられた孤独感、裏切られるのではないかと思って、恋人を信じ切ることのできない空虚さに、誰も気づきません。

彼の孤独感と、孤独であるからこそ、誰にも裏切られないですむと自分を守ろうとするかなしさ。。

最後の最後まで、彼の孤独感に胸がうたれます。その分、やっとお互いの想いを通じ合わせることができたときの、幸福感はなんともいえません。

もっと甘やかして、今までの孤独を埋めてあげてとお母さん視点で、カップルを応援してあげたくなります。

さて、こうなったら365+1もよんでみたくなりました。

そちらの感想は、また後日・・

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