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2015年7月

眠り男と恋男/座裏屋蘭丸

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眠り男と恋男/座裏屋蘭丸

【発売日】2015/07/10

【あらすじ】

睡眠中無意識に性行動に走る。 その行動を覚えてない。 セックスの相手は誰でもいい。 ……男でも。 商売仲間で一緒に部屋を借りているロイスに、その症状が出たのは2週間前の夜。 ジュードは以前から想いを寄せているロイスに、もう7回も体を奪われていた。 体に火をつけられながらも、「ロイスは異性愛者なのだから、期待をしてはいけない」と自分に言い聞かせる。 投薬治療で治る病気だと知っていながら、ジュードはロイスに切り出せずにいたが――。

【感想】

電子配信の同人から大好きだった座裏屋先生の出版2冊目のコミックスです。

前作「PET契約」より恋愛要素増し増しで、とても素晴らしかったです。

表題の「眠り男と恋男」もよかったですが、暗闇恐怖症の「夜を逃げる」が好きです。

なんて言っても、尿道責めですからwww

とはいえ、BL王道の、男同士の恋愛に踏み出せない不安や、あふれる恋心、振り向いてもらえない切なさ、エロさばかりが、取り上げられる座裏屋先生ですが、このところの作品は、ストーリーがいいんですよ。

ホント、恋愛とエロの配分が絶妙です。エロの最中も、恋心があふれていて・・

先日のライド・ガイ・ライドとくらべて、Hの濃度や、恋愛要素の割合もそれほどかわらないのに、座裏屋先生の作品の方に惹かれます。魅力的ですねぇ・・・

やはり絵の力ですかねwww

眠り男のその後も、もっと見てみたいし、夜を逃げるのその後も、読んでみたいです。

今後の活躍がとても気になる作家さんですぅ

応援してます。座裏屋先生。出版社の修正にまけず、エロくて切ない作品をよろしくお願いいたします。

フレーヾ(゚ー゚ゞ)( 尸ー゚)尸_フレー

ライド・ガイ・ライド/塔栄のりこ

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ライド・ガイ・ライド/塔栄のりこ

【発売日】2015/06/25

【あらすじ】

「や、だ…め」J・Yは、すでにあけていたジーンズの前立てから、白い蛇のような一物を露わにした―カウボーイの誇りを踏みにじられ、屈辱的な服従と奉仕を強いられ続けるパトリック。ダグラスによる容赦ない責めに、限界へと追い込まれたパットは、淫虐の檻と化したキングストン牧場からの脱走を試みるが……。「おまえの穴から、いやらしい音がしてきたぜ。聞こえるだろ…俺のでかいのが、パットの穴を掘ってるのが……」衝撃の官能、迫真のSM、苦痛の奥に潜むエクスタシーがカウボーイを支配する。禁酒法時代のアメリカ西部を舞台に、衝撃のカウボーイSM調教!

【感想】

BL本のチェックをAmazonでしているもので、電子書籍部門でおすすめ本としていつもトップに上がっていたのがこの作品。

5つ☆が付いていて、Amazonがメガヒットでっせ!とおすすするので、ちょっと気になっていましたが、基本電子書籍は購入したくないので放置していました。

それが書籍化してハーレクイン・ラブシックから出版されるじゃないですか、もう怖いもの見たさそれだけで購入してしました。ww

初出が同人誌なので、章ごとに濃厚なHシーンがありますが、どぎついSMシーンでさえも、あまり汚くないです。

カウボーイものといえば、元祖カウボーイBLでおなじみ神崎春子先生「被虐の荒野」がありますが、あっちよりもさらに西部色が強く、男臭い汗臭い精液臭いwww作品でした。

ゲイビデオとか、ゲイ雑誌とか大丈夫な方なら、どこが?って感じなんでしょうが、リアルゲイはちょっとという方は、読んでいる最中、こういうのを自分は求めていたのか??と混迷する作品だとおもいます。

いつの間にかの恋愛要素や、BLおなじみの嫉妬や、独占欲なんてのもちゃんとあるんですが。

筋肉質で汗臭い大柄で大人の男同士がくんずほぐれつに、自分の性癖ってこういうのだっけ?と首をひねる瞬間がありました。

さらに、クロッキー調の挿絵も肉感的で、高階佑先生や、円陣先生に慣れている読者にとって、うーん?ていう気持ちにさせられるゲイっぽさで、そちらも好き嫌いがあるでしょうね。

ストーリーもこなれているし、心情の変化も細やかに描かれているのですが。。

いかんせん、西部の大地が私あまりうけいれられなかったです。

この設定が政治家秘書とか証券会社サラリーマンとか、暴力団関係者だと、おいしいのですが。。

鞭のうまい上司とか、うめき声が隣に聞こえない広い敷地とかの設定がすでに日本に向いていないですよねぇ。

無理やり日本に当てはめたら、田亀先生作品っぽくなっちゃいそうだし・・

これはこれでお好きな方、もしくはリアルゲイの方が楽しんでくださったらいいかな(;^ω^)

さよならのない国で/高遠琉加

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さよならのない国で/高遠琉加

【発売日】2015/06/27

【あらすじ】

どこかの山の上にあるという、『天国ホテル』。そこでは、死んでしまった愛しい人に再会できる……。 慕っていた恩師を亡くして5年──。ピアノ教師の春希は、恩師である月彦の甥・康と二人暮らしをしながらも、月彦への想いを振り切れずにいた。 そんなある日、教え子から耳にした『天国ホテル』の不思議な話。引き寄せられるように春希は、康とともに旅行に出るが……!? Charaレーベル創刊20周年記念企画、高遠琉加が贈るファンタジック・ミステリー!!

【感想】

二段組みです。分厚いです。小説になじみがない方は、それだけで敬遠されるかもしれないですが、活字好きの私としましては、この文字数を埋め尽くすだけのLOVEが詰まっているかと思ってとわくわくして拝見しました。

タイトルからして、いかにも死別ネタ。うーん、好物ww

亡くなった人相手では一生勝てないといいますが、主人公の春希は、いまだに恩師の月彦を忘れられず、春希に片思いの康は、そんな彼を前にしてもやもやしています。

康に誘われた旅行ですが、春希が行ってみたいとおもったのは、故人にあえるかもしれないと噂で聞く天国ホテル。

康、すでにここで出遅れてます・・周回遅れかもしれません・・(^_^;)

康が思いを傾けてくれているのに、気づいているのか、気づきたくないと思っているのか???

春希は、月彦に会いたいばかりだったのでしょうねぇ。

映画の「いま、会いにゆきます」っぽい泣けるファンタジー展開を期待していたのですが・・

ハラハラしました。

ファンタジーというよりは、世にも奇妙な物語風ミステリー色が強くて、もしやホラー?と思ったほどです。

あとがきで書かれていました、高遠先生たら、子供のころほとんどファンタジーを読んでいなくて、ミステリーとSFでお育ちになったそうです。

はい、おっしゃる通り。。不思議なホテルで過ごした、不思議な日々のお話でした。

ホテルで康は、ずっと春希を連れて帰ろうと帰る道を探しています。帰る決心がつかないのは春希です。

現実を直視するために必要な時間だったのですが、康の気持ちを思うと切ないですね。

切ないお話でしたが、おさまるべきところに、ぱちりとピースがおさまる感じで終わるので、二人の始まりはこれからなんだなと思える前向きなラストでした。

輪廻の花~300年の片恋~/六青みつみ

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輪廻の花~300年の片恋~/六青みつみ

【発売日】2015/06/27

【あらすじ】

酷い言葉で傷つけ、死に追いやった俺を赦してくれ―愛する人を死なせた前世の記憶を持つ青年貴族レイランド。その前に、想い人と瓜二つの少年・スウェンが現れた!捜し続けた相手にやっと出会えたのに、なぜか彼の双子の兄・カインから目が離せない。運命の人ではないのに、どうして地味で冴えないカインが気になるんだ!?失われた恋を求め輪廻転生する、一途で切ない300年の純愛!!

【感想】

六青みつみ先生のお得意ww、報われない主人公とすれ違いの痛い恋愛モノです。

でも、そこがいいんですよね。(*≧m≦*)

一途な想いがむくわれないすれちがいエピソードが、これでもか、これでもかと終盤のテトリスのように、ガンガン積みあがっていき、もしやこれは狭心症の発作かとあわてるほど、胸がキリキリいたみますwwww

でも、その痛みエピソードがマックスにつみあがったところを、巨人が壁を壊すがごとく、ガラガラと愛の力で壁を打ちこわし、天上から天使のラッパが鳴り響くんです。

もうこれは『愛の力のカタストロフィや~!!』です。(≧∇≦)

こちらの作品、二部構成になってまして、第一部は雑誌掲載分ですが・・

BL禁じ手と言ってもいい、死にネタです。

いや、わたくし、死にネタ禁じる必要はないと思うのですが、なぜか耽美がボーイズラブと呼ばれるようになったころから、禁じ手になってるんですよねぇ・・

もっと自由でいいと思うのですが・・、まあそこが苦手という方は、第二部で必要だったからと割り切りましょうね。

でもラストまで読んだら、第一部の死にネタは、絶対必要なエピソードだったと納得いきますから。

第一部は絶望と悔恨というなんとも後味の悪いものですが、第二部でモノクロームだった物語が、徐々に色づき、ラストは総天然色のパステルカラーになります。

二人が想いを通じあうのに、肉体関係は無くてもよかったぐらいです。それまでがあまりに過酷だったので、手をつなぎ合ってそっと身を寄せ合うだけでも、十分二人の幸福感が伝わります。がまあ、そこは、最後まで耐え忍んだ読者へのご褒美ということで、おいしくいただきましょうww

あー痛い恋愛よかったですぅ。高温のサウナで我慢して我慢してから、冷水に飛び込むとこんな気持ちなのかな?痛いHバンザイ(v^ー゜)!!

人魚王子と泡沫の恋/桐嶋リッカ

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人魚王子と泡沫の恋/桐嶋リッカ

【発売日】2015/05/10

【あらすじ】

恋に生きるのが人魚──そう自ら認める種族ながら、今まで一度も恋をしたことがない水柳凛々。追放された祖国に戻るため他国の王家との政略結婚を了承したある日、道で倒れたところを美術講師・コンラートに助けられる。見惚れる程の容貌だがどこかお人よしで憎めない彼に好感を持った凛々は、陸での残りの日々を共に過ごすことにする。それが、命を賭けてもいいと思える程の激しい初めての恋の始まりだとも気づかず…。

【感想】

ボーイズラブといいながら、このところ一般的なカップリングが飽きられてきているのか、オメガバースのような狼×狼や、狼男×人間、神様×人間、鬼×人間、吸血鬼×淫魔等々、ファンタジー色の強いカップリング増えてきているような気がします。

もともとわたくし、ファンタジーは大好きなのでこの傾向はとってもうれしいです。

そして桐嶋先生といえば、吸血鬼や狼男などの魔族が集う聖グロリア学園でのファンタジーな学園生活を書かれていて人気ですが、この作品も、聖グロリア学園シリーズのスピンオフかと思いチェックをいれてました。

あらすじからまったくグロリアには関係のないとわかったのですが、なんとも雰囲気のある表紙につられて購入しました。大人の童話っぽい表紙、とってもいいですね。

グロリアシリーズとは違うといいながらも、人魚である主人公が日常生活をおくるという設定は、ファンタジーと日常をさらりと融合させる桐嶋先生の得意とするところで、すんなり人魚のいる世界観に入り込めます。

王族の血を引く人魚が、祖国を追われ、陸にあがり薬を使いながら人魚体質をカバーして学校にも通うし、ごはんもつくるし、買い物にも行く。

学校云々以降でボーイズラブをちゃんと補ってあるのが、素敵です。ww

非日常と日常が重なりあう世界っていいですよね。非日常な世界観が、日常を描くことでぐっと身近になるんです。身近になるところで、リアリティも増して主人公の気持ちに入り込むことができます。

素敵なドキドキを小説の主人公といっしょに味わえるよろこび!これぞBLの醍醐味ですね

囚愛契約/ナツ之えだまめ

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囚愛契約/ナツ之えだまめ

【発売日】15/04/15

【あらすじ】

「一週間、あんたの身体を俺にください。大丈夫、ちゃんと快楽を仕込んであげます――。」それが、コピーライターの長嶺祐也が宮本高良の勤める広告会社・鳳翔堂の社運をかけたプロジェクトに協力する条件だった。かつての後輩の手に、道具に焦らされ、高められて初めて知る絶頂に戸惑いながらも溺れていく高良。だが、「好きなんです」高良に触れながら苦しそうに言う長嶺の真意が読めなくて――。

【感想】

ナツ之えだまめ先生の作品大好きなんですよね。

うなじまで、7秒で英田サキ先生が帯に「濃密エロスの波状攻撃!」と推薦をかかれてたんですが、私が読んだ限りでは、エロというよりこういうのは色っぽい作品というのではないでしょうか・・

恋心がつのり、どうにもできない気持ちがあふれて暴走している相手に、翻弄されている具合が、絶妙にいいんですよ。

気持ちを押し付けられるわけですが、ストーカーのような暗い感じがないんですよね。

思いがけない相手から寄せられる熱い想いにほんろうされながらも、それほど嫌悪感はなく、恋の始まりのようなドキドキ感がちりばめられて、こちらも、これからどうなるんだろうとワクワクしてきます。((o(´∀`)o))

そして甘いだけでなく、恋の成就には、一筋縄ではいかない波乱の展開を必ず用意してくださってるので、思わぬハラハラに翻弄されます。

これはきっと先生のお人柄もあるのかな、きっと人を驚かせることがお好きなんでしょう

実は何度かJガーデンで先生にお会いしたことがあります。かわいらしい、コロンとした優しそうな方でした。

最初にお会いしたのは、「うなじまで、7秒」が出版された翌年の3月のJガーデンのことでした。

前日にコミコミスタジオのスタッフうえさまとも、ナツ之先生が今回一押しだよねと話をしていて、売り切れちゃいやだと朝一番でサークルスペースに伺いました。

思っていたような長蛇の列はなく、所在なさげだった先生を覚えています。

それがみるみる人気がでて、今年の3月は壁席に配置されていて、人気作家さんと肩を並べて販売されることになり、人気のほどが伺えました。ガーデンガイドのカタログで配置図を見た時には、とっても喜んだんですよww

そう、いいものはいいんです。何処までもついていきます、ナツ之先生Σ(゚∀゚)/

「うなじまで、7秒」「どうにかなればいい」こちらもハラハラとドキドキが混在した素敵な作品でおすすめです。

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