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「赤い呪縛」松田美優

Photo_36 「赤い呪縛」松田美優

<あらすじ>

自分の魅力を知りつくしている高校生・加藤日向は、ふたりの兄に甘やかされ育った。だが、日向の平穏で勝手気侭な生活は、次兄・龍昇によって壊される。「俺はもうお前を、弟として見んのはやめたから」兄の龍昇が、そう宣言した日から、恋愛において、これまでずっと勝者だった日向の立場は逆転する。いけないことだと思いながら、快感に流される。好きじゃないと思いながら、龍昇のことが気になって仕方がない。安寧を得るはずの空間は危険極まりない空間になってゆき。

<コメント>

自己破壊願望よりこっちを先に読んだらよかったと後悔しているはるです。あー汗くさい生身の男を感じさせる大柄な男たちがところ狭しと取っ組み合いです。

龍昇の男くささがいいですう。頭にタオルをまいて、ぼんたん作業ズボンからは、ぱらぱらセメントが舞い落ちて。

そんな兄龍昇に翻弄されるモラトリアム高校生、日向がふらふらした今時の高校生なもので、すごくリアルで、登場人物が、その辺にいそうで、いいですよ。

薄暗くなった公園で、友人たちとスケートボードで遊びながら、女友達の話やしもねたで盛り上がるところなんか。

BL主人公っていえばまじめで、頑固で一生懸命なお子が多いですが、日向はどっちかというと怠惰で、欲望に流されやすくて、家事も勉強もできない、ただの高校生。

まあ兄は、野獣のようなお方ですから・・ただの高校生も太刀打ちできませんが。

でも龍昇もこりゃいかんと思ったんでしょうね。彼女作って家をでるっていったのに、そんな手にのりません。日向が突っ走って、野獣をとりもどしちゃいます。

野獣なりに家族のあり方を考えたのにねえ。

野獣一家になってしまいました。笑。汗臭くて、男くさいおはなしです。ほわほわとしたBL(どんなBL・・笑)好きの方には、苦手なタイプの小説でしょうが、ブルーチーズだとおもってご賞味ください。

「やっぱくさいわ、だまされた」と思うか、「やられた、はまっちまった」と思うかは、運しだいもしくは、体調次第です・・笑

あたるとはまります・・たぶん。

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ま 松田美優(まつだみゆ)」カテゴリの記事

コメント

はるさん こんにちは♪
たまにきたら連投ですみません。
松田さんの三作の中ではこれが一番好きです。とゆーかあとの二作はものすごく評価が分かれてますが、これはおおむね評判がいいですよね~。
野獣一家には笑いましたよっ(笑)
でもこの男臭さ、汗臭さがなんだか新鮮で、ガテン系のセメントおちそうな攻っていいなぁ♪とうっとりですよね!
こちらもTBお願いします♪

読みました。
覚悟はしていたげと 「う~ん」とうなってしまいました。
松田さんのほかの本よりマシよと言われていたけど
日向をあきらめようと恋人を家に呼んでヤちゃったり
なんてことするんだって龍昇を蹴り飛ばしたいくらい。
おまけに同棲だって?そんなんだったら初めから
日向に手を出さなきゃよかったのに・・・
なんか かわいそう、日向。
もちろん、半分血が繋がっている、けど惹かれてどうしょうもないっていう龍昇の気持ちもわかるような気がするけど
出て行くって言うのに また抱き合ったりして本は終わっちゃうなんて、どうよ?
どうしようもない呪縛のため、二人で逃げちゃうのかなぁ。
う~ん、深かったです。
でも、奈良さんの書く「男くさい男」って涎モンだと思いました。
やはり、イラスト買いはやめられませんわ(爆) 

ナッキーは、絶対こういうお話読まないとおもっていたのに。。大人になりましたねえ。
もしや、隠れ「どS」だったのでしょうか?!
奈良千春さんのいっちゃってるイラストにくらくら、思わず表紙買いですか?
奈良男臭さはOKなんですね。鬼畜眼鏡と好きといい、奈良男臭さ好きといい、これからまだまだ開発の余地がありそうですね。ふふふ!一緒に腐れた海に乗り出しましょう。

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» 9月9日、ホモ兄弟ブッ契りの日(笑) [水中雑草園]
赤い呪縛 松田 美優, 奈良 千春 みなさんご兄弟はいらっしゃいますか? 私には弟×2と妹がおりましてさらにはダーリンは姉×2と兄がいる末っ子なので、弟妹・義兄姉その伴侶とあわせますとそれはもう大変な数に。 私がパロディ同人誌にハマっていた頃、☆矢の好きな友人と議論したことがございます。 私が☆矢にイマイチ乗り切れなかったのはつまり 「だってあいつらみんな兄弟なんだよ!?近親ソーカンはキモいっちゅーんじゃー!!」 で、ありました。(でもカミュと氷河は好き... [続きを読む]

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